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HONDA フィット事故車修理

こんにちは 😀

代表の三井です。

今回はホンダフィットの前回り損傷の修理事例のご紹介です。

フロントバンパーが全体的に変形しボンネットフードが折れ曲がる程の衝撃だったみたいです。

作業にとりかかります。

先ず全体を観察し損傷がどこまで波及しているか部品を外しながら状態を確認します。

ただ適当に外していくわけではありません。

今回は幸いボルトで固定されている部品の交換で済みそうで、

全て新品部品を使っての修理になりました。

左右フロントフェンダーについては修正になります。

新品の部品は黒い電着塗装が施された状態で入りますので、塗装をしなければなりません。

先にフロントバルクヘッドやフロントバンパービーム等内側の部品やボンネットフードの裏側を塗装します。

塗装が密着するように細かい傷を全体につける足付けという作業を行い綺麗に清掃し脱脂作業を行い

塗装スタンドに塗装しやすいように考えて固定してからの塗装となります。

固定にも頭を使います(^^;

 

 

 

内側の部品はしっかり表面のブルーがかかっているわけではなく下塗りのグレーにブルーがグラデーションかかっていたりしているため出来るだけその辺も再現します。

プライマーサフェーサー→下塗りグレー→上塗りブルー→クリヤーを部分的にいった感じの塗装の流れになります。

勿論下塗りのグレーも上塗りのブルーも元の状態にあわせて色を混ぜ合わせて作っております。

ボンネットフードの表面は先にプライマーサフェーサーだけ塗装しておきます。

黒い電着塗装の上にそのまま上塗りしている工場さんもございますが、耐候性に差が出ますので必要な工程です。

紫外線の影響が顕著にあらわれると思います。

 

部品乾燥後、左右ヘッドライトやフロントバンパー等新品部品を仮組みして各部鈑金調整全て確認出来ましたら上塗りです。

ボンネットフードのプライマーサフェーサーをツルツルに研ぎあげ、左右フロントフェンダーを清掃、足付け、清掃、脱脂、全体マスキング、脱脂と塗装に入ります。

綺麗に塗りあがりました。

その後近赤外線ヒーターで乾燥させ磨き、部品を組み付け各部調整してボンネットフードの取り付けボルトの色が剥げた部分等補修したり

ヘッドライトの調整、ラジエターの冷却水を入れてエア抜き、クーラーガス入れ等々して完成です。

完全に元に戻るわけではございませんが出来る限り修理したと簡単にわからないように安全性や耐久性

、美観、機能も確認して考えながら修理させていただいております。

ありがとうございました 😀

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